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乳がんと知らされてから手術日までが
なんともいえないもどかしい毎日でとても長く感じました。
病院によっては3カ月待ちということもあるらしいので
1カ月待ちというのはまだいいほうなのかもしれません。

前夜寝付けないなら睡眠薬を出しましょうかと聞かれましたが
睡眠薬を飲まずとも眠れ
ひとまず手術日まできたと緊張が緩んだのか
朝寝坊してしまいました。

身支度をして午前中最初の手術だったので
看護師さんに付き添われ夫と手術室に歩いて向かいました。
他の病院ではどうなのかわかりませんが
病室から歩いて手術室まで行くのは普通なのかな。
ドキドキして歩き方がギクシャク不審だったかもしれません。
手術室の前で夫とわかれました。

手術に対しては全く恐れはありませんでした。
手術台に横になっていると
主治医がお腹のあたりをポンポンとたたき
「さちさん、よろしくね」と声をかけてくれたので
緊張がほぐれ、そのまま麻酔でコロッと落ちていってしまいました。

私の名前を呼ぶ声で目を開けると
2人の顔がのぞきこんでいました。
「あ、終わったんだ」 現実が戻ってきました。

ぼーっとした頭で左胸のあたりに意識を向けましたが
どういう状態なのかわかりませんでした。

横で人の気配がしたので顔をそちらに向け
誰なのか見ると麻酔医でした。
「違うこの人じゃない」 
その向こうにも人がいます「この人でもない」
無意識に周りに目を向けて主治医を探していたようで
寝かされている足元のほうから名前を呼ぶ声がして
そこに主治医が立っていました。

「どうでしたか?」
「リンパ節に転移ない」

ほっとして主治医に言葉を伝えたかったのですが
麻酔からさめたばかりでうまく出ず、しかし感謝の気持を伝えたくて
手が動くかわかりませんでしたが
右手を持ち上げて主治医のほうへ伸ばし握手を求めました。
主治医の手は長時間ゴムの手袋をしていたからか
とても熱くなっていてふにゃっとして柔らかかったです。
先生ありがとう。

リンパ節に転移はありませんでしたが
術中迅速診断で2回追加切除の必要があったそうで
予定よりも切除の範囲も大きくなり
時間も長くかかったようでした。

病室に戻りしばらくすると
だんだん痛みがでてきました。
激痛ではなく脈を打つようなイラっとする痛みで
看護師さんに痛みがあるのだけど
痛み止めはどのくらいでもらえるのか聞くと
「う~~~~~んと痛くなったら(はーと)」という返事で
サディスト野郎!!と心の中で罵って
凶暴が目覚めて夫にあたっていると
さきほどのサディストが痛み止めの点滴を入れてくれました。
麻酔の先生は痛かったらじゃんじゃん痛み止め使ってねって言うし
適度に痛み止めくださいとお願いしたかったです。

この日は安静にして寝ているだけだったので
朝から疲れてしまっただろう夫には早めに帰宅してもらいました。
実はこの日は私たちの結婚記念日でした。
なんとも忘れられない記念日になりました。
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